今すぐやるべきこと
たまには職業柄少し役にたつことも書いてみることにする。
最近、キャッシュカードをスキミングされ、現金を引き出される事件が起きている。名刺サイズほどのスキマーと呼ばれる機械にカードを通すと、磁気情報が読み取れるので、これを使ってカードを偽造し、ATMでおろすという手口だ。降ろされた側は知らないうちに現金が引き出されるのでたまったもんじゃない。
ただ、これにはもちろん暗証番号が必要で、これを割り出さなければカードだけで現金を引き出すことは出来ないことに注目したい。
十数年前までのカードには、実は磁気情報に暗証番号も含まれている。大抵の人は暗証番号を統一しており、これをスキミングされたらすべてのカードの暗証番号が分かったも同然である。
従って、
今すぐやるべき事1:昔のカードを持っているなら、金融機関でチェックしてもらい、すぐ再発行してもらうか、使ってないならハサミを入れて破棄すること(ただし再発行することになる時、とにかく面倒になるので窓口で手続きするほうが安全)。
暗証番号を生年月日にしている人も当たり前だが要注意。これはスキミングしたらまず最初に試す番号である。それに、自動車のナンバー、電話番号、口座の番号とかも危ない。出来れば暗証番号はカードごとに変えるのが良い。ロッカーの暗証番号などと一緒にしてはいけない。
今すぐやるべき事2:暗証番号は変更せよ。定期的に変更するのも忘れずに。足し算で出せる暗証番号とか作るといいかも。
通帳も危ない。昔の通帳の表紙裏には副印鑑紙というものが貼ってあり、これをデジカメで撮影して盗むケースがある。パソコンで簡単に陰影が偽造できるので、窓口で現金を降ろすことができるのだ。ちなみに印鑑を偽造して出金伝票を偽造する場合、他の支店から出金するケースが多い。
今すぐやるべき事3:副印鑑紙が貼ってある通帳は、窓口で相談してみること。今の金融のシステムでは、副印鑑紙は大抵廃止されていると思うので、窓口ではがしてくれると思われ。使ってない通帳は解約した方が安全。自分ではがしたいならその金融機関に電話してみた方がいい。自分ではがすと、その通帳を作った支店でしか引き出しできなくなるかも。
そもそも、普通預金は財布といっしょ。普通預金には最低限の現金を置くだけにし、あとは解約が面倒な定期預金や定期積金などを利用したほうがいい。預金はなるべくお金を分散させること。どうせ利息なんか期待できないし。ペイオフが気になるなら、一金融機関で上限1,000万までしか預けないように(言ってて悲しくなるな…そんなに無いよ(泣))。
今すぐやるべき事4:普通預金には大金を入れない。
今すぐやるべき事5:これも基本だが、通帳と印鑑は別々に保管すること。また、タンス預金するなら定期にしておいた方が安全だと思う。
ちなみに、日本ではみんなが銀行にお金を預けていた為、お金が有効に活用され、それが日本経済を支えてきたという話である。タンス預金が増えると経済的にもマイナスになるし、タンス預金を狙っての泥棒も増えるので治安も悪化するという事。
それと、もし住所が変更されているなら、なるべく早く住所変更届けを出しておいた方がいい。何かの手続きをする時とにかく面倒なことになる。大抵の金融機関には、ATMコーナーに郵便で住所変更の手続きが出来る用紙が設置されているので、これを利用すると楽。
やるべきこと:記帳してない通帳があったら記帳せよ。不正にすぐ気がつくように、以後もなるべく細かく記帳せよ。
やるべきこと:デビットカードというサービスは、使用しないなら使わない設定にしておいた方がいい(詳しくは窓口で)。デビットカードやクレジットカードを使う時、一瞬でスキミングされるかもしれないので、目を離さない。隠しカメラがあるかもしれないので信頼できない店では使用しない。
やるべきこと:財布は絶対肌身離さず!
やるべきこと:ATMで出金する時は覗き見に気をつけて。また、出金後、お金が落ちましたよ、と声をかけられた隙にひったくられるケースがあるので、気を抜かないで。
てことで、本日はこの辺で。
関連リンク:預金者保護法
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