Winnyによる情報漏えい考察
6月9日はセキュリティの日だったんですって? 初めて知りました。Winnyによる情報漏えいとか、フィッシング詐欺とか、ぶっそうな世の中ですが、皆様いかがお過ごしですか。
ちょっと前まで、Winnyによって大切な個人情報がwebに公開された事例を、結構テレビでやってました。NHKがまた特に力を入れていたように感じます。しかし見ていて思ったのが一つ。
「そうじゃなくて、情報漏えいは本人のセキュリティ認識が甘かったからでは?」
テレビでやってた情報漏えいのお話は、まるでWinny自体がウィルスのような取り上げ方だったわけで、すごく気になりました。「Winnyをやるとウィルスに感染してデータが勝手にネットに流れてしまうぞ、だから絶対やってはいけない!」といった感じです。そうではなくて、「Winnyは所詮ファイル共有ソフトで、それ自体にウィルスがあるわけではなく(あるものもあるかもしれないけれど)、そこで流れている一部のファイルにウィルスが含まれている」、というのが正しいわけです。
- ネットで何かファイルをダウンロードした場合、出所不明でなくても関係なくウィルスチェックを行うのは常識で、出来れば2種類のチェッカーにかけた方が望ましい。
- ネットで個人情報を入力するなら相当気をつけること。
- メールなんか葉書と同じ、誰に見られてもおかしくない。
- PCがあろうが無かろうが、会社で得た個人情報を自宅に持ち帰るなぞ言語道断。
それくらいの事を知らずにいたら、Winnyなんかやってなくても情報漏えいは時間の問題なんじゃないかと。たとえば個人情報の書類が入ったカバンを盗まれる、なんてことすらあり得ます。つまり、本人のセキュリティ認識が甘いわけですよ。
たしかに要因がWinnyに集中していたのは問題ではありますが、、Winnyのみ犯人扱いして、セキュリティレベルの低いユーザーを問題にしないのは根本的解決にはなってないと思います。Winnyが無くなっても個人情報が漏れたという事件は無くならないでしょう。
正しく情報を伝えようとすると、Winnyに流れているファイルはどういうものか、ウィルス名はどういうものか、ウィルスの入っているファイルはどういうものか、ということを放送しなくてはならないので、これが都合が悪かったのだろうと考えます。こういうものは大抵テレビに流すにはよろしくないタイトルであるだろうし、下手するとWinnyや流れているファイルの宣伝になってしまいますし。確かに難しいところではあります。
でもこれだけネット人口が増えたこともあるし、情報漏えいをきっかけに、むしろネットユーザーのセキュリティ認識をあげるような番組にしてもらいたかったなと私は思ってます。どうですかね?
念のため、Winnyの擁護をしてるわけではありません、と申し添えておきます。
電気用品安全法(PSE法)
この4月からPSEマークのない電気用品は無価値になるという恐ろしい法律です。他人事ではありません。
このPSEマークというのは2001年以降に製造・販売された電気製品に付属するもので、それ以前の電気製品は当然PSEマークはありません。2000年以前に製造販売された電気製品は販売禁止になる、ということなのです。販売出来ないのだから買い取るわけがありません。今あるマークなしの商品はゴミになります。つまり廃棄せざるを得ないわけで、そこには当然お金がかかります。これでは廃業に追い込まれる小さなリサイクルショップも出てくるに違いありません。
我々客側としても他人事じゃありません。たとえば5年前に買った高価な家電製品がゴミ同然にされ、リサイクル出来ないということになるわけです。私などオールドゲーマーとしては、「今使っているサターンが壊れたから中古で買って来よう」、なんてことが出来なくなるわけです(幸いサターンは結構丈夫ですが)。PS2に至っては製造が2001年をまたがっているので、新しい型番は良くて古い型番は駄目、なんてことが起きてます。無茶苦茶です。
レトロゲーマーはまだいいかもしれませんが、たぶん一番被害を食らう音楽マニアは大変です。お気に入りの古い電子楽器の代替品は手に入らなくなるわけです。オーディオマニアにはメーカーや型番にこだわりがある方が多いので、相当な問題になるはずです。ミュージシャンだって使い慣れた自分の愛機がいいに決まってます。そのメーカーが倒産していたら中古に頼るしかないわけですよね。それに中古楽器店やその顧客はどうしたらいいんでしょうか。
この法律は2001年に施行され、以後5年の猶予があったそうです。それが今年です。経産省は告知を行っていたと言いますが、本当にそうでしょうか。販売店が知らなかったと言ってるくらいですから、一般消費者である私たちが知ってるはずないではありませんか。松下のあのCMと同じくらいすごい勢いで告知をすべきだったと思います。まあそうすれば一般人から大反対されるに決まってるけど。
そもそも、私がこの法律を知ったのは2chで書き込みがあった為で、それ以降情報を収集しようと努めていますが、正直いまだによく分かりません。情報を集めようとしているのにいまいち確実な情報が集まらないという、どこが告知してるんや状態。
そんなわけで一応私は近所のハードオフをめぐって予備サターンを確保してきました。
私にとってはレトロゲーム機が死活問題なんですが、ゲーム機だとなんだか緊張感がないですね。新しいの買えばいいじゃんとか言われそうで。いや、だから新しいのは面白くないんだってば。古くても確実に面白いゲームやってた方がいいんです、私は。
ともかく、この問題を知ってください。
電気用品安全法@2chまとめ
電気用品安全法のページ
一安心なのは、
パソコン・プリンタなどパソコンやその周辺機器、電話機・FAX・無線など通信機器、スチームクリーナー、プリント機能を持つホワイトボード、UHFコンバーター 等
が規制の対象外となるということ。パソコン規制されたら死んじゃいますよ、マジで。
さて、ここまでならともかく、こんなのも出てきました。
消費者保護か悪法か、経済産業省「電気用品安全法」などを改正の検討
家電にソ○ータイマーを搭載するという案が検討されているそうです。名称は「タイムスタンプ」ですが。一定期間が来たら製品が自動的に止まるというアレです。完全に消費者を馬鹿にしてます。当然修理点検するのにお金取られるわけじゃないですか。まるで車検のようです。だったら先にまず景気を良くして給料を上げてくれって話ですよ。ただ、このタイムスタンプが15年とかの長期間になるならまだ納得も出来るかなぁ……。ま、私が企業側なら5年とかの短い期間にしますけどね、儲かるから。
ともかく現在進行形の古いものを大事に使おうと思います。
2006.06.19追記
結局、この騒動は3月24日に経産省が「PSEマークの付いていない中古品販売はレンタルとみなす」という抜け道を作り、事実上中古品販売を容認する形でひとまず落ち着きました。レンタルってなんだよ、まずPSE法を撤回しろ。
はじめは「マークなし中古品販売は認めず」から「ビンテージ物の楽器のみ認める」となり、最後には「レンタルという形を取り、レンタル期間終了後は無料譲渡」へと変化した経産省。お前らは世界に誇る日本のゲーム文化をなんだと思ってるんだと問いたいものです。←ゲームかよ PSEマークが付いた新品の電化製品が火を吹いた事実もあるわけで、無意味な法律を作るなっての。消費者に負担をかけんな。メーカーの責任だろこんなの。
新品だったらともかく、中古はみんなリスクを考えて値段を付けてるし、買うほうだってそんなリスクはちゃんと考えてるっつーの。
じゃんけんの思い出話
先日会社からの帰りの電車で、見知らぬ子供たちが「戦争」というじゃんけんをやってました。「せーんそ!」という掛け声から始まり、グーが「軍艦」、チョキが「朝鮮」、パーが「ハワイ」という呼び名で「軍艦軍艦朝鮮、朝鮮朝鮮ハワイ」…などと繰り返していくじゃんけんです。そういえば、子供の頃自分もこの「戦争」なるじゃんけんで遊んでいた記憶があります。どう決着するのか全然覚えていないのですが。でも、自分もそうでしたが、この子達、意味わかってやってるわけじゃないんだろうなぁ…と思ってしまいました。
他のじゃんけんのバリエーションとしては、ビームフラッシュがありましたね。「じゃんけんほいほいどっち引くの」という掛け声で始まり、「ビームフラッシュ!」と言いながらお互い光線のジェスチャーを繰り返すものです。考えてみるとこれ、あっち向いてほいのバリエーションですよね。「じゃんけんほいほい」でグーチョキパーを両手で出し(この時腕を交差させる)、「どっち引くの」で片方の腕を引き、残った手で親を決めます。で、「ビームフラッシュ!」でウルトラマンの3種類の光線のジェスチャーをし、親と同じポーズをしたら負け。しかし、うちの方では「ビームフラッシュ!フラッシュ!フラッシュ!」と繰り返していたのでローカルルールだったのかもしれません。でもそれって絶対親の勝ちになっちゃうだろ、という突っ込みは今になるまで気づきませんでした。子供って……。
小さなところでは「じゃんけんぽん」と言うところを、男の子達はこぞって「ちっけった」(ミニバリエーションとして「ちっけっぴ」もアリ)と言っていたのが思い出されます。カッコイイと思っていたのかもしれません。今こうして思い返すと「そうは言ってもただのじゃんけんじゃん」とか思ってしまうあたり、大人ってつまらないもんですね。
条件つきのじゃんけんとして、「とーりーじゃす」もありました。結局じゃんけんには変わりありませんが、この掛け声が使用される時のじゃんけんは、勝利者に「取る」権利が与えられることです。いや、だからそれがそもそもじゃんけんでしょ?、とか思うのが大人の悲しさですね。例えば、ドッヂボールでリーダーが好きなメンバーを選ぶ時や、給食で余ったプチダノン争奪戦などに使われました。「とーりーじゃす」にはじゃんけんより真剣味があったと思います。今考えるとなんだか良くわかんねぇな…。
じゃんけんを行う前には大抵占いを行うものがいて、左手の甲を右手の人差し指で押し上げ、皺で判定するもの、もうひとつは腕を交差して手を組み、それを手前にねじって手の間を除き、親指の間の隙間から漏れる光で判定するもの(斜に覗くと相手に威圧感を与えやすい)、の2つがありました。後者の方が的中率が高いとされていましたが、根拠は全くありません。
また、親指〜中指を伸ばし、薬指と小指を曲げて「ここがグー(薬・小指)でここがチョキ(人指・中指)でここがパー(手の平)!」とえばる奴も出ました。「これだったら何出されても勝てる」と言い切ってましたが、「何出されても負ける」という事に気づいていない奴です。とーりーじゃす、でこれをやるとかなり白い目で見られました。
昨日トリップしながらこの文打ってたんですが、携帯で修正したら見事に文が半分無くなりました。おかげで、今日は思い出せなかった事を色々思い出せて返って良かったかもしれないです。
新ドラえもん声優陣
新ドラえもんの声優陣が決定したとは聞きましたが、実際の水田わさびさんのドラえもんの声を、今TVでちょっと聞きました。いや、確かに世界観を崩すって感じじゃないんですが、印象はミニドラです。もう今すぐ「ドラレ、ドラレ」と言っちゃいそうな声でした。緊張してたのかちょっと固いイメージがありましたね。
のび太役である大原めぐみさんの声もネットで聞きました。……この方は本人の役作り次第では評価がかなり上下しそうですね。
ジャイアン役の木村昴くん(14)って……。関智一さんのスネ夫って……。木村くん、年齢が倍以上離れた声優さんと「お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの」とか言わなくちゃならないわけですね。関さんはどんな役でもきっとこなすでしょうけど、基本的に強そうなキャラのイメージが強すぎるからなぁ。しずか役のかかずさんは良く存じ上げません。ごめんなさい。
そうして旧ドラえもん声優陣は伝説となるのだな。やっぱり寂しいです。新声優陣たちの役作りがどうなってるのか、4月15日10ch19:00からの本編アニメが待たれます。
追記
後日見た感想です。前ドラえもんに比較してしまうのは非常に酷だとは思いますが。
- 水田わさび@ドラえもん
- ドラえもんが非常に頼り無さそう。大山のぶ代さんのドラえもんが状況によって大人になったり子供になったりする臨機応変さがあるのに比べると、新ドラえもんは全然頼りない感じのままに思えます。元気はいいんだけど。
- 大原めぐみ@のび太
- なんか喋り方が今っぽい感じになりました。小原乃梨子さんののび太は声を聞いてるだけでも性格が分かるのに比べると、ちょっとどうかなって感じ。しかし、「ドラえも〜ん!」の叫び声とか泣き方はよく似てますね。そこは一安心。
- 木村昴@ジャイアン
- 年齢のせいもあって、たてかべ和也さんほどドスが効いてません。ですから凄んでもあんまり怖くないし、たてかべさんが「ボス」なら木村くんのは「ガキ大将」ってとこでしょうか。まあ彼はこれからがあるから期待出来そう。
- 関智一@スネ夫
- 一番イメージ通りなのが関さんのスネ夫。肝付兼太さんは天才だと思ってましたが、関さんも凄いですね。名作「おばあちゃんの思い出」でスネ夫の子供時代をやってたこともあって、初めから決まってたんじゃないかとすら思えます。
- かかずゆみ@源静香
- 正直言って、誰がやっても同じなんじゃないか? と思いました。しずかちゃんの出番がテレビアニメでは少ないせいか、そんなに印象が残ってません。野村道子さんのしずかちゃんの「のび太さん!」に匹敵する印象強さを映画で出せるかどうか?
やっぱり旧のドラえもんがドラえもんだと思ってる世代に、新はすぐ受け入れがたいものがありますね。新ドラえもんになってから興味なくなっちゃいましたし……。
笑えないお笑いブーム
若手お笑いブームのようだ。新年なんか特に凄かった。
笑うことは大事なんだが、自分的には笑えないお笑い芸人も結構いる。素朴な疑問系はもうすっかり飽きた。ブツブツなんか言ってるだけの奴も飽きた。中でもアカの他人を侮辱するネタにしたり、ただ文句言ってるだけのタイプは全然駄目だ。これは笑うネタではないと思うのだがどうか。
お笑い芸人が文句たれてもいい人間は、その相方だけだと思う(もしくは他のお笑い芸人=仕事っぽいから)。他人を侮辱して大勢で笑うっていうのがもう、タダの公開いじめとしか思えない。子供が学校で同じことをし始めたらどうする。社会的影響を考慮してさっさと引っ込んでもらいたい。
さらに、文句は文句でも、怒鳴ってる奴のはまた格別にウザい。新年の夜中の番組でそういう芸人が出て少し見てたけど、気分が悪くなってそのまま寝た。新年早々嫌な思いをした。
最後に、一番許せないのがネタ披露タイム外で、何を勘違いしているのか出演者に理由も無く毒を撒きまくるアイツ。アイツが出ていたらどんな番組でも自分は絶対に見ない。
個人的にはアンガールズ・アンジャッシュ・パペットマペットのすっとぼけ路線が好きなのでぜひ頑張ってもらいたい。



