伝説のオウガバトル
| ジャンル | ファンタジーバトルシミュレーションRPG |
|---|---|
| 機種 | SFC/PS/SS |
| メーカー | クエスト(SFC)/アートディンク(PS)/リバーヒルソフト(SS) |
| 備考 | リアルタイム・キャンペーン制 |
| 満足度 | ★★★★☆ |
画面が綺麗。
噂だけは聞いていたけれど、戦闘シミュレーションてのが苦手なので、ずーっと尻ごみしておりました(汗) パッケージのイラストがめたくそ良かったので、結局買ってしまいました。デモも美しく、内容を期待させるのに十分でした。
いざ、スタートすると、ジジイが出てきて、オリジナルタロットカードをめくりつつ、いくつかの質問をされます。これで、主人公キャラのオピニオン・リーダーのタイプが決まります。このタイプで主人公が使える魔法や技が変わります。何度か試してみて、気に入った技が使えるリーダーを作ってしまいました。勝てば良かろうなのだああぁぁ。
で、1面なんですけど、親切にもトレーニング面です。この面で少し操作とかに慣れる事が出来ます。
敷居が高いか。
普通、シミュレーションRPGというのは、味方側・敵側に別れて、味方全員の行動が終わったら敵側に順番を回し、敵側が行動を全て終えたら又味方側の行動を、ってカンジのターン制を採用しているところが殆どですが、このゲームは全員が同時にリアルタイムで動いています。ですからゲーム時間も、つまり夜昼何日経ったとか、もあります。この辺、ちょいと敷居が高く見えるようです。が、何てことありませんでした。だってシミュレーションでリアルタイムって結構ありますもん(笑)、バトルシミュレーションには少ないだけで。要するに時間を遅くすれば良いだけですよ。ま、コマンド送るのが忙しい事もあるわね(笑)。
このゲームは善悪(厳密には善悪ではないけれど)の判断を民衆に決めてもらいます。つまり、敵に占領されている街を解放した時、弱いものいじめばっかりしているやたら強い奴らに解放してもらったんじゃあ民衆は嫌なんだそうで、こういう時にはブーイングが起きます。そうすると軍の評価は悪に偏ります。逆にギリギリのラインで極力敵を殺さず、やらなくてはならない時は自分より強い・悪いものしか倒さない、ちゅー部隊に解放されると嬉しいらしい。勝手なヤツらだ。まあ実際、血みどろの部隊が来たら怖いけどね(笑)。返り血だらけのゾンビがたくさん来て「俺がお前らを解放してやる」なーんて言われちゃったら。怖くてブーイングどころじゃないですよ。てことで、そこらへんは軍のアラインメントを善に保つなら気を付けなくちゃならないです。
軍隊として最高6人までのパーティーをいくつも作ります。1面クリアした後に出来るようになります。これ、私は3時間かけました。編成を大事にしないと軍隊の力は半減以下にもなってしまうからです。アラインメントを善にするなら、「絶対善パーティー(解放専門部隊)」「弱いものいじめ専門パーティー(やたら強い、街保守部隊)」だけは作ります。後は適当にバランス良く作ります。それだけな事が、3時間もかかってしまったのだ。軍を悪玉でいくんなら簡単なんだけどねぇ。各パーティーに飛行ユニットを一人でも入れると移動が速くなるのは本当に助かります。カノープス一押し(笑)。
マルチエンディングを採用しています。この条件は1つは善悪なんですが、他は……内緒。
感想。
初めのうち、1面をクリアするのに30分とか1時間で済むのですが、半分以降になってくると3時間とか余裕でかかるようになります。勿論最短でクリアするのは簡単なんですけれど、アラインメントを善に保つ、埋もれている宝物を探す、と色々気にかける事があるので。私も宝物だけは探しまくりました。全部通して飛行ユニットが大活躍です。
SFC版はプレイ中の途中セーブが出来ないといった凄い欠点がありましたが、SSは中断セーブが出来るようになっていました。PS版はどうだろう? 中断セーブ、きっとあると思います。
戦闘はリアルタイムで動いている敵と味方がぶつかった時起こります。キャラが超すばらしい。動きも良い。これ、キャラクターを前列に配置しているか後列に配置しているかで攻撃方法が変わるのですが、人形使いの前列に配置した時の攻撃がかわいい(かわいいだけ)。
キャラクターのレベルが上がってくると、転職も出来ます。これも嬉しい。転職できる条件もあるので、気をつけて育てないといけないのです。ドラゴンとかモンスター系もクラスチェンジ出来ます。
このゲーム、意外に感情移入するです。騎士のランスロットは何故か女性に大人気。騎士のユニットは確かにかっこいいです。私はやっぱオピニオン・リーダー(女性)とカノープスが好きなんだけどな。そう、個別にユニットに名前が付いているの、凄く良いですね。クリアした面に戻って、なんかモンスターとかとっ捕まえてきても、ちゃんと名前が付いているんだよね。それだけでも感情移入し易くなるってもんです。
個人的には「FIND OUT」とかのナレーションがとても好き。
結論、1面の長さを考えると、万人にオススメできるゲームとは言えません。忙しい人には薦められません。でもやってみたらきっと面白いよ、ってそんなゲームでした。それから、攻略本あった方がいいかもしれないね。
関連リンク。
- クエスト……SFC版のメーカー。その後もオウガバトルシリーズを作られていましたが、ゲーム部門はスクエア(現スクエアエニックス)に譲渡されました。
- アートディンク「伝説のオウガバトル」……PS版の伝説のオウガバトル。


